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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

半夏生

●むこう向きのおっとせい その139

昨日は八戸ノ里教室でテスト対策を実施した。

夏休み前のテストもあとわずかで終わる。

子どもたちは真剣に取り組んでいた。

休み時間にこの間林先生からもらった、日めくりを見ていたら
日付の下に「半夏生」と書いてあった。

恥ずかしながらこの歳になるまで、その言葉を知らなかった。

何だか気になって調べてみた。

「半夏生」(はんげしょう)とは、かつては夏至から数えて11日目としていたが、
現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっていて、
毎年7月2日頃にあたるとのこと。
今年は7月1日だった。

一般的には「梅雨明け」を示す指標の一つであり、
地方によっては植えられた稲の苗がよく根付くようにとタコを食べる風習が存在する。
(タコの脚を根に見立てて、丈夫な根が付くように、という意味とのこと)。

1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分ける。
これを二十四節気(にじゅうしせっき)という。
それをさらに約5日ずつの3つに分けたのが、七十二候という分類であり、
「半夏生」はその一つである。

二十四節気は古代中国のものをそのまま使っているらしいが、
七十二候は日本の気候風土に合うように改定されたらしい。

調べていて、こんなに季節を表す言葉がたくさんあることに
ちょっと感動を覚えた。

さてもうすぐ梅雨明け。

夏の本番を迎える。

今年も子どもたちと小豆島で「熱い夏」を過ごしたいものだ。

ではまた。

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