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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

「作文」を練習しよう。

森山’s Honey Bucket 148


 中3生が次のような文題の作文に挑戦した。

「あなた自身を漢字一字で表すと何ですか?」


 ブログを読んでくださっているあなたなら、自分を表す一字にどんな漢字を選びますか?


 子どもたちのそれには、「笑」「明」「丸」「垂」「楽」…などさまざまな1字が選ばれていた。

中には「老」という漢字を選んで、どうして自分が「老」なのかを説明していたユニークなものもあった。


 自分を見つめ分析することを求められている?この文題は、決して易しいものとは思えない。

しかし中三生は思いのほかすらすらと原稿用紙を埋めていった…と担当の先生から聞いた。


 この作文添削を通して、多くの子たちに共通していると感じることがあった。


 まず一字を選らび、選択した理由をエピソードを交えて書いている。ここまではよい。

なかなか個性的にも書けている。しかし、その後が続かない。まとまっていないのだ。


 例えば、自分の身体的な特徴から「太」「短」「臭」を選んだ者がいたとする。

次に彼は、その身体的特徴があったがゆえに経験した自分なりのエピソードを記すだろう。

 しかし、多くの子たちがここまでで力尽きた感じがしてならない。


 つまり、経験を元に、自分を見つめたり、物事考える指針を得たり、

目標や理想を掲げたり、といった方向へ話を展開をし、

そして最終的に読者に共感持ってもらったり、

感銘を与えたり…という展開ができていなかった。


 今回の作文において、自分の一字を、身体的・外見的特徴から選んだ者たちの作文は、

大多数がまとめに苦戦したり、伝えたいことが(読者に)まるで伝わらなかったり、と

あまりうまく行っていなかった。

 一方、普段の行動の特色や人生の目標、性格・夢やあこがれなど、

精神的・内面的な要素か自分を表す一字を選択した者は、話の展開が面白く、

より深い内容に導かれていた。


 思いつきのまま筆を走らせることなく、

一呼吸おいて、話の展開や結論を頭に描きながら作文することを、

中3の今、彼らにしっかりと伝えていきたい。

  



 

 

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