藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
流されない
●むこう向きのおっとせい その153
昨日は一日家にいた。
台風17号が接近してきたので、外には出なかった。
ベランダ側の窓を開けて、時折吹く強い風や横なぐりの雨といった
台風独特の空気を、ビールを飲みながら長い時間味わった。
どうも昔から雨、風、雷といった天気が琴線に触れるようである。
テレビを見ていたら、日本の政局、尖閣・竹島といった領土問題に関する事が
多くの時間を割いて取り上げられていた。
何だかきな臭い。
台風の風の音が効果音のように、気持ちを暗くさせる。
別に主義主張があるわけではないが、
「こうあるべし」と「自分だけが正しいといった、押し付けがましい」ことをいうものは、
生理的に受け付けない。
インターネットをあれこれ見ていた中で
村上春樹氏が朝日新聞に寄稿した文の
「政治家や論客は威勢のよい言葉を並び立てて人々を煽るだけで済むが、
実際に傷つくのは現場に立たされた個々の人間なのだ」
また天声人語の
「間違っても煽(あお)る側には回るまいと思う」
といった言葉に救われた気がした。
台風は夜には過ぎ去って、穏やかな天気になった。
先ほどベランダに出て南の空を見たら、見事に「中秋の名月」が穏やかに光っていた。
月を見ながら、
大きなうねりができた時に、流されないようにしなければとの思いを強くした。
(難しいだろうが)
ではまた。
昨日は一日家にいた。
台風17号が接近してきたので、外には出なかった。
ベランダ側の窓を開けて、時折吹く強い風や横なぐりの雨といった
台風独特の空気を、ビールを飲みながら長い時間味わった。
どうも昔から雨、風、雷といった天気が琴線に触れるようである。
テレビを見ていたら、日本の政局、尖閣・竹島といった領土問題に関する事が
多くの時間を割いて取り上げられていた。
何だかきな臭い。
台風の風の音が効果音のように、気持ちを暗くさせる。
別に主義主張があるわけではないが、
「こうあるべし」と「自分だけが正しいといった、押し付けがましい」ことをいうものは、
生理的に受け付けない。
インターネットをあれこれ見ていた中で
村上春樹氏が朝日新聞に寄稿した文の
「政治家や論客は威勢のよい言葉を並び立てて人々を煽るだけで済むが、
実際に傷つくのは現場に立たされた個々の人間なのだ」
また天声人語の
「間違っても煽(あお)る側には回るまいと思う」
といった言葉に救われた気がした。
台風は夜には過ぎ去って、穏やかな天気になった。
先ほどベランダに出て南の空を見たら、見事に「中秋の名月」が穏やかに光っていた。
月を見ながら、
大きなうねりができた時に、流されないようにしなければとの思いを強くした。
(難しいだろうが)
ではまた。